天気が落ち着いてきて

8月後半からしばらく雨が続き、ワンちゃんは特に、お散歩に出づらい日々が続いたかと思います。季節も大きく変わって過ごしやすい日も増えてきましたので、運動不足とストレスの解消にお外で元気に遊びたいところですね。

シルバーウィークも平常通りの診察を行っております。

火曜日(9月22日)は休診日となりますのでよろしくお願いします。

高齢犬の行動変化2

一時期よりは良いですが、まだまだ暑い日が続きます。お散歩の際の熱中症には十分に気をつけてください。また、涼しい時間にお散歩に出るとしても、アスファルトの温度はかなり高いことがあります。ヒトが5秒以上触れていられない場合、「ワンちゃんも肉球をやけどすることがある」ので注意しましょう。

今回はワンちゃんが年をとって認知症になったときのお家での簡単な対応についてのお話です。

室内の環境の改善

できる限り生活しやすいようにすることと、怪我をさせないようにする必要があります。床を滑りにくくする、障害物を減らす、家具の配置を変えない、トイレを近くにおいてあげるなどです。

認知症になるといわゆる「無駄吠え」が1つの問題になりますが、本当に無駄なのではなくて不安や欲求のアピールであることがあります。それらの解決の助けにもなってくれます。

適度な刺激

例えば、散歩に出ることは心身ともに良い刺激になります。歩けない子でもカートで散歩に出ることで嗅覚・視覚・聴覚の良い刺激になるでしょう。声をかけてあげる、触ってあげるだけでも刺激になるので良いでしょう。

また、これらを日中に行うことで、認知症の1つの問題である「昼夜逆転」を軽減することが期待できます。

しつけ

高齢化すると、耳が聞こえづらくなり、目も見づらくなり、匂いも嗅ぎ取りづらくなります。これらの理由から、今まで何でもなかったことに不安を抱いてしまうこともしばしばあります。そこで今まで当り前の行動に対してもおやつなどのご褒美を与えることによって不安を取り除くようにするとよいです。(例えば、トイレで排泄がうまくできたらご褒美をあげる)

 

食事療法

抗酸化物質などが含まれるサプリメントなどを病院でお出しすることもできます。不安を強く感じているワンちゃんにはGABAなど抗不安効果の期待できるサプリメントなども有効な場合もあります。

高齢化、そこから起こる問題行動はワンちゃんだけではなく、オーナー様にとっても大変な問題になることがあります。それぞれのご家庭によって対応方法もそれぞれとなってしまう難しい問題ですが、病院として良い解決方法を提案できるかもしれませんので、気軽にご相談いただければと思います。

8月の診察日程

暑い日が続きますね。当り前ではありますが、熱中症には注意してください。特にワンちゃんは室内にいても、うっかりすると熱中症になってしまうこともあります。

8月も平常通り診察を行っております。

お盆の間も平常通りです。「火曜日は平常通り休診日」、「金曜日の午後も通常の診察は行っておりません」ので気を付けていただければと思います。

マダニ・ノミの予防

蒸し暑い日が続くようになりましたね。熱中症には十分注意しましょう。

マダニ・ノミの活動が活発な時期です。先日も足を痛めたワンちゃんが来院されましたが、原因はマダニに噛まれて肉球の間が腫れ上がってしまったことでした。

ここ最近、マダニの駆虫薬も新しいものが多くでてきました。特に「食べるタイプのお薬」が出てきています。

スポットタイプで起こる、

・ベタベタしてイヤ・すぐに触れない

・お薬を滴下した部分が赤くなる・かゆい

・シャンプーによって効果が落ちる

・全身にお薬が行きわたらない

などの欠点の解決になると思います。

味も良いものが多く、「1回投薬すると3か月間効果がある」ものも発売されました。投薬回数が少ないことで、投薬が苦手な子でも苦労が少なく済むところが良いところですね。

食べるタイプのマダニ・ノミの駆虫薬に興味があれば、お気軽にご相談していただければと思います。

 

 

夏になってくると

6月に入りました。フィラリアの予防はお済でしょうか?この地域は5月からの予防が必要なので、「まだ予防してない」方はお早めに病院へ来ていただければと思います。

そろそろ梅雨の季節ですね。これからの季節は極端に皮膚病・外耳炎が増えてきます。

・背中や内股に赤い湿疹がある、フケが多くなった

・体を掻く仕草が増えた

・ワキや口まわりが赤い

・耳をかいている、頭をよく振っている

上記のような様子が見られたら病院へ足を運んでいただけるとよいと思います。早めに治療を開始できれば、必ず早く治ります。

ゴールデンウイークの診察

ワンちゃんのフィラリアの予防の時期で、もっとも混雑する時期になっております。お仕事をされている方はどうしてもお休みがそこになるので仕方ないところですが、土曜日・日曜日はとても混雑し、申し訳ありませんがご迷惑をおかけしております。

平日の方がいくらか混雑は少ないので、待ち時間は短いです。

ゴールデンウイークの診察についてですが、平常通りとなります

4月29日 水曜日 平常通り診察

4月30日 木曜日 平常通り診察

5月1日  金曜日 平常通り診察(午後は一般診療は行っておりません)

5月2日  土曜日 平常通り診察

5月3日  日曜日 平常通り診察

5月4日  月曜日 平常通り診察

5月5日  火曜日 休診日

5月6日  水曜日 平常通り診察

5月上旬までは特に混雑が予想されます。ご迷惑をおかけしますがご了承いただければと思います。

暖かくなってきて

3月も終わりになってきて、桜も開花を始めましたね。花粉症も厳しい時期ですが、満開の桜が待ち遠しいです。

そろそろ、ワンちゃん・ネコちゃんにとって大切なフィラリアの予防の時期です。この地域ではフィラリアの予防は 5月から12月までの8ヵ月間」となっております。4月中にはフィラリアの血液検査を終わらせて、予防の準備をしていただければと思います。

また、ノミ・マダニも増えてくる時期ですので、合わせて予防をしていただくと良いと思います。最近はその情報をまったく目にすることがなくなりましたが、「SFTS(マダニが持つ、ウイルスの病気。ヒトへ感染しヒトの死亡率が高い)」の患者数は増加しています。

4月・5月はフィラリアの予防を開始するに当たり、大変混雑する時期です。ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、ご理解のほどをいただければと思います。特に土曜日・日曜日は混雑が予想されます。

 

高齢犬の行動変化1

病院は5年目を迎えました。これからも動物医療の面で地域の方々とペットの子たちにさらなる貢献して行きたいと思います。また、遠方から来院される方も少しずつ増えてきています。そのようなオーナー様、ペットの子にも「遠くから来てよかった」と思っていただけるようにがんばっていきたいと思います。

今回はワンちゃんの高齢化と問題行動についてです。

高齢化の状況と体の変化

最近の調査によると高齢期と言われる7歳以上のワンちゃんの割合は全体の半分くらいだそうです。老化による体の変化や病気の発症は、完全な治療が困難なものも多いです。

感覚が鈍くなることで、不安をいだくことが多くなったり反応が遅くなったりしますし、筋力の低下や関節炎によって運動などを嫌うようになったりします。徐々に体の変化が起こってくるので気づきにくいかも知れないです。また、それらの変化は「年を取ったせい」に見えるかも知れませんが、病気によって起こっていることもあるので注意が必要です

 

 

認知機能不全症候群(認知症、痴ほう症)

日本国内では、日本犬(ミックスの子も含む)での発症が非常に多いです。症状も強い傾向があるので大きな問題(ワンちゃんだけでなく、オーナー様にも)になることもあります。

・落ち着きなく歩き回る、障害物にぶつかる

・知っているハズの物やヒトへの反応の異常

・撫でてあげることへの無関心、おすわりなどの命令への反応が悪くなる

・攻撃的になる

・昼間に良く寝て、夜間の睡眠時間が減ってくる

・トイレを失敗する、漏らしてしまう

・無意味な行動をする

11歳以上になると上記のサインが認められるようになってくることが多いそうです。高齢のワンちゃんを飼われているオーナー様は、日本犬の子に限らず当てはまることがないか良く観察してみてください。治療や対応はなかなか困難なことも多いですが、もしも心配がことがあれば相談していただければと思います。

 

今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。

本日より平常通りの診察となります。

本年も、より良い治療をできるようにしていきたいと思います。よろしくお願いします。

フードや薬の確認を

もう2週間で今年も終わりますね。寒さが厳しいのでペットの子たちの体調管理も十分注意してください。

年末年始は業者さんも長期の休みになります。この期間はフードやお薬の注文もできなくなってしまいます。ですので、フードの残りの量やお薬の数に十分に注意して必ず早めに確認をしていただければと思います。

年内は平常通り診察を行っておりますが、27日以降は一般の会社と同様に、ほとんどの業者さんはお休みとなってしまいます。