とても暑くなってきました。熱中症に注意しましょう。
今年のお盆も平常通り診察を行っております。
火曜日は休診日です。金曜日の午後は予約診療となっております。
とても暑くなってきました。熱中症に注意しましょう。
今年のお盆も平常通り診察を行っております。
火曜日は休診日です。金曜日の午後は予約診療となっております。
暑くなり湿度も上がってきました。ここ最近、「耳を痒がっている」、「耳が臭う」と来院されるワンちゃんが増えてきています。
家でみられる外耳炎のサイン
・後ろ足で耳を掻く。耳に足が届かない子もいるので耳の後ろや後頭部を掻いているように見える子もいます。
・頭を振っている。全身ではなくて頭だけを振っていることが多いです。
・耳たぶが赤い。
・顔の近くが臭う。歯肉炎による口臭が強いこともあります。
外耳炎は耳が垂れているワンちゃんが起こりやすいと言われたりしますが、必ずしもそうとは限りません。例えば柴犬では多く外耳炎が見られます。また、アレルギーなど一見別な疾患が元にあって外耳炎を起こすこともあります。
少しでもおかしいと思ったら早めに来院していただければと思います。「まずは家で耳のお掃除をして様子を見よう」とすると、がんばってお掃除をしてあげようとした結果、かえって痛みや炎症を悪化させてしまっている子を見かけたりします。ひどくなる前に治療を開始してあげればそれだけ治りが早いので、家でがんばりすぎるのも注意が必要です。
梅雨に入り蒸し暑い季節になってきました。そろそろ本格的にノミ・マダニも増えてくる季節です。ノミ・マダニに吸血されるだけでなくそこから多くの病気になってしまうことがありますので、予防をしてあげることでさらなる病気にもならないようにしてあげることをお勧めします。
ノミに寄生されることの問題
・血を吸う
・痒み
・ノミ自体やノミのフンによって起こるアレルギー(特にネコちゃんに多い)
・痒みによって体をかいてしまい、キズにばい菌が感染してしまう
・ヒトが誤って吸血されたり、ヒトがノミに対してアレルギーになる など
特に大きな問題になりやすいのは、ノミアレルギーや二次的な皮膚炎(掻きむしる、ばい菌の感染)です。また、大量のノミに寄生されると貧血を起こすこともあります。
マダニに吸血されることの問題
・血を吸う
・痒いよりも痛い
・アレルギー反応によって、吸血された場所が腫れあがる
・バベシア症 など
もしも足の裏などを吸血されるとひどい痛みで足を挙上したりしてしまいます。さらにアゴが深く皮膚に入り込むことで腫れあがりなかなか治らないこともあります。
バベシア症は赤血球を破壊してしまう寄生虫の病気で、貧血を起こしてしまいます。最近になって関東地方でも見られるようになってきた病気です。治療方法も確立していない病気ですので、しっかりとマダニの予防を行って感染しないようにしてあげることをお勧めします。
5月も下旬となりました。暑い日も続くようになって、蚊も多く見られるようになってきました。
さて、当院では安全を考えて5月からフィラリア症の予防をお勧めしていますが、まだフィラリアの予防が済んでいないワンちゃんはいませんでしょうか?フィラリア症は命に関わる感染症です。もしもまだ予防がお済でない場合は早めの来院をお勧めします。
また、ノミ・マダニも増えてくる時期です。吸血されることでかゆみや痛みが起こるだけでなく、アレルギーの原因の1つになったり、バベシア感染なども心配です。さらにはヒトのアレルギーの原因になったり間違ってヒトが吸血されることもありますので、合わせて予防していただくこともお勧めです。
駐車場内でのお散歩はマンションの住人様との共有のスペースになっておりますので禁止となっております。です。糞尿によりマンションの住人の方へ迷惑をかけしてしまいますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
今年もフィラリア予防の季節がきました。
フィラリアは、もしも感染してしまうと命に関わる寄生虫ですのでしっかりと予防しましょう。予防期間は5月から12月までの8ヵ月間が安心です。
また、今年もフィラリアの血液検査と合わせて血液検査による健康診断のキャンペーンも行っていますので一緒に行ってみてはいかがでしょうか。特に、「健康そうに見える子」でも隠れた病気の早期発見につながるのでお勧めです。
ネコちゃんのフィラリア予防もお勧めしていますので、「ネコちゃんのフィラリアって?」と思われた場合は気軽に相談していただければと思います。
今回は、家でやっていただきたいワンちゃんのアレルギー性皮膚炎の予防についてです。
換気を良くすること。カビやダニは湿度が高いと増殖しやすいので湿度を高くしないようにするためです。
フローリングにすること。カーペットや畳などはダニの食べ物がたくさんつまってしまいダニには好都合だからです。また、ヒトが眠る布団やソファーもダニが発生しやすい部分なので注意が必要です。しかしフローリングは足が滑るので関節を痛めやすくなってしまうところはデメリットです。
エアコンの掃除。エアコンのフィルターは放っておくとカビだらけになります。夏になってそのような状態でエアコンを使用するとカビを部屋中にまき散らしてしまうことになりかねません。
服を着ること。服を着ることでお散歩の際に体に付着する花粉を減らすことができます。さらにお散歩から帰ったら体を拭いて花粉を落とすことも効果的です。足先にも花粉などがくっついているので皮膚にやさしいシャンプーを使って洗ってあげると良いです。
原因になる食べ物を徹底的に避けること。食物アレルギーの場合ですが、ほんの少しでも原因物質を食べてしまってもアレルギー性皮膚炎を起こすことがあるので厳重な食事管理が重要です。
これだけで治るといったものではありませんが、しかし、これだけでも症状が軽くなることはありますので是非実践していただけると良いと思います。そして原因がわかっていると予防もしやすくなりますので、気になる場合はご相談していただければと思います。
暦の上では春となって、少しずつ暖かくなってくる季節になってきました。良い季節になってきますが、花粉症の方にはつらい時期でもあるかもしれません。
さて、だんだん暖かくなってくると皮膚を痒がるワンちゃんがいます。そんなワンちゃんの中にはアレルギー性皮膚炎の子も少なからずいるのではないかと思います。このような子たちの場合はダニやカビ、花粉などのアレルギーの可能性があります。暖かくなると草木も成長し花を咲かせますし、ダニやカビも気温・湿度の上昇で増えてくるからです。
ダニやカビ、花粉などのアレルギーの場合は、皮膚にそれらがくっつくことによってアレルギー性皮膚炎が発症します。それら自体が皮膚のバリア機能を破壊して体の中へ入っていくのですが、アレルギーによって炎症を起こすこと皮膚がダメージを受けてさらに体の中にアレルギーの元が入りやすくなってしまうことも問題になります。こういった悪循環を起こすことでアレルギー性皮膚炎は悪化していってしまいます。
このような理由からヒトが花粉症になるように、ワンちゃんも暖かい時期になると皮膚炎が起こるのです。
ワンちゃんが激しく走ったりした後に肉球に傷がついたり剥がれてしまうことがあります。「ドッグランへ行った後になってしまった」というお話を良く聞くことがありますが、もしかしたらそのドッグランでは「人工芝」をひいていないでしょうか? 人工芝は滑り止めとして関節などへの負担は少なくなるかもしれませんが、反面、肉球を傷つけやすいので、もしも肉球を傷つけることが多い子はよく確認してみてください。
まだしばらく寒い季節が続きます。
最近お年寄りのワンちゃん・ネコちゃんが体調を崩して来院されることが増えています。「ご飯を食べなくなった」、「痩せてきた」、「立てなくなった」、「くしゃみ、鼻水が出る」などの理由が多いようです。
これは若いころと違い体力の衰えや免疫力の低下、隠れた病気を抱えていることに加えて、寒さによるストレスが加わって起こってくるものです。例えば1日のうちで数時間寒い時間があったとしてもストレスとなってしまいます。特に「最近痩せてきた気がする」というお年寄りの子がいたら注意が必要です。
「たぶんうちの子はまだ大丈夫そう。」と思っていると大変なことにつながってしまうことが多いお年寄りの子たちのために、早めの来院を心がけていただければと思います。